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第二話「チョコレートパニック(前編)」 (3)

SPEEDは今見てもドキドキします。やたら感動します。
心が震えるとはこのことか、と実感。
今更ながらLIVEDVDを買おうかと。活動当時は、買うことすら思いつかなかったものです。

にしても、ホワイトラブはくると思ったんだけどなぁ。
卒業シーズンだから、マイグラ選んだんだろうか(今日たまたま見た10代20代が選ぶ卒業ソングで1位だた!みんな分かってる!
キー高すぎてスマップが歌えなかった可能性が高いが。いやスマップは好きだよ。うん。






チョコレートパニック(前編)



力が入っていないせいで重くなった彼女を、なんとか寝室まで運び、ベッドに座らせる。
倒れるとまではいかないようだけれど、ぼんやりするのか、顔は俯いていた。

「今、お水持ってくるから、横になってなさい」
「・・・・・・」

す、と彼女の頭を撫でて、背中を向けた瞬間。

「きゃっ・・・!」

突然腕を引かれ、否応無しにベッドに倒れこんだ。
そして、起き上がろうと思う間もなく、彼女が覆い被さってきた。

「ちょ、っと、何してるの?」
「何って・・・?見れば分かるでしょ?」

言葉を発した彼女の声はどこか熱が篭っていて、明らかにいつもの彼女とは違っていた。
そのことに一抹の不安を覚えたが、努めて平静に対応する。

「どきなさい」
「ヤダ、って言ったら?」
「ふざけないの」

酔った勢いで遊んでいるんだろうと思い、彼女の肩を押してどかそうとするが。

「ふざけてないよ、センセ」
「なっ・・・」

私の両手は、さっきまで垂れ下がっているだけだった手と同じとは思えない力を持ったそれにベッドに押し付けられた。
私は今、彼女に押し倒されているのだ。ありえないと思っていたシチュエーションが、起きているなんて。
いけない、放心している場合じゃない。このまま流さるわけにはいかない。

「自分が何してるか、わかってるの?」
「わかってるよ?先生を襲ってる」
「こんなことして、後でどうなると思ってるの?」
「どうしてくれるの?楽しみにしてる」

ニコニコしながら、脅しに怯えるどころか、逆に面白がる彼女。
酔ってここまで性格が変わる人なんて見たことないから、本当にお酒のせいなのかさえ疑わしくなる。

「たまには、先生を気持ちよくさせてあげようかなーって」
「そんな気遣いはいらないから、早くどきなさい」
「エンリョしないでー」
「え・・・、っ」

初めての、彼女からの一方的なキス。
同意なんて気にしないで、欲のままに。けれど、それでも、呑まれていく。

「んッ・・・、ぅんんっ・・・」

今まではなかった、彼女が攻めの立場であることと意外にも巧いキスに動揺と期待をする。
入り込んできた舌を丁重にもてなし、無意識だが更に求めようとしたときに、彼女は離れた。
彼女の顔を見上げている自分が、なんだか可笑しかった。

「やっぱり、先生もしたいんじゃん」
「そんなこと・・・」

ふい、と顔を逸らせて視線から逃げる自分が、いつもの彼女に重なる。
図星などではないのに。逃げる理由なんてないのに。

「嘘はダメだよ、葉月さん」
「!」

顔を逸らしたおかげで晒し者になっていた首筋に、尖った舌先が這う。
それは、とても丁寧で精確な愛撫で、不覚にも少しだけ震えてしまった。

「あっ・・・、やめ・・・っ」

必死で逃れようともがいても、押さえつけられた状態からでは何もできなかった。
その内に、舌は首筋から鎖骨まで移動して、顎下にまで及んだ。
そこら中に噛みつくような口付けをしながら、彼女は両手で拘束していた私の手を頭の上で片手一本にまとめる。
空いた手はラインをなぞるように下り、服の中に入ってきた。

「待ッ・・・、やっ、はなして・・・!」

戒めが片手になったおかげで外れるかと思ったけれど、動きにくい体勢から多少暴れたところで、上から体重をかけている彼女には敵わなかった。
それでも抵抗を続けると、彼女が顔を上げて私を見つめてきた。
そして、見たことのない冷静な顔つきかと思えば、同じく見たことのない意地の悪い笑みを浮かべた。

「もしかして、怖がってるの?」
「ち、違うわよ・・・」

怖がってる?私が?それこそありえない。私が、彼女を恐れるなんて。

「でも、瞳が怯えてる」
「違うって言っ・・・ん」

強く否定しようとすると、またも唇が塞がれた。
しかし、さっきのキスとは違い、とても柔らかで優しいキスだった。
それは、たぶん、怯えている私を安心させるためのもの。
悔しいけれど、強張っていた体の力が抜けていくことに気付いてしまっては、怖がっていたことを認めざるを得ない。
だって、彼女があまりに変わってしまったから。いつものように掌の上で踊ってくれないから。違う人のようだから。
そう認識できたところで、キスは終わった。

「大丈夫だよ、ヒドイことなんかしないから」
「・・・・・・」

優しいキスをして、優しい目をして、優しいことを言って。
あなたにそんな風に言われて、抵抗なんかできるわけないじゃない。
それは、諦めが勝ってきた私にしてみればトドメみたいなものだって、ちゃんと分かってるのかしら。
やっぱり力で退かせることはできないし、つまり、この状況は変えられない。
それに。

「ぁ・・・、っ」

声が漏れたことを感じ、咄嗟に噛み殺す。
下着越しに胸を愛撫されただけで、反応を示す身体。
止めてほしくないと思いはじめてる。

「我慢もだめー」
「ッ・・・」

下着を無理矢理押し上げられ、突起が擦れて少し痛かった。
彼女はそれに気付いていないのか、気付いていながら気にしていないのか。
今まさに痛みが走った突起を弄り始めた。

「ん、あっ・・・」
「その声、かわいい。もっと出して」

おもしろがるような笑いを零して服を捲り上げたかと思うと、突起を口に含まれた。

「いやっ・・・あ、く・・・ぅ」
「ヤじゃないくせに~」

もう片方も指で同時に愛撫され、否が応にも体が反応して、嬌声をあげる。
これは、もう彼女の手の内に堕ちてしまったと認めるしかないだろう。
ここでやめられたら、私も困る。そう思ってしまうところまで来てしまった。

「あ、やっと諦めてくれた?」
「仕方ないでしょ・・・」

力を抜いたのが分かったのか、嬉しそうに尋ねてきた。
溜め息とその言葉で肯定すると、彼女はとても無邪気に笑って、私の頬に口付けた。

「大好き」
「わかったから、手、放して?」

あ、と今思い出したかのような声を出して、ようやく私の手は解放された。
今の今まで自分がしていたことを忘れるだなんて、そういう抜けたところは変わらないのね。

「ごめんね?痛かった?」
「そんなことないわ」
「でも・・・、赤くなってる」

動物が傷口を舐めるように、彼女は私の手首に舌先を這わせた。
本当に心配そうに。瀕死の傷でも負ったように。一生懸命に。

「・・・・・・」

本当に、こういうところは変わらないんだから。

「大丈夫、大丈夫よ」
「ほんとう・・・?」
「本当だから、・・・キスして?」
「・・・うん」

そっと降りてきて、ゆっくりと沈み込む。
いつもだったら、きっと照れて躊躇するのに。今度、素面の彼女に言ってみようかしら。

「ん?・・・なんで、笑うの?」
「あぁ、ごめんなさい、なんでもないわ」

赤面して慌てるあなたを想像して笑ってたなんて言えないし、今の彼女に言ったところでわからないだろう。
だから、今度は自分からキスをして、答えを誤魔化す。

「っ、ふ・・・んっ・・・」

油断していたわけではないけれど、来ると分かっていたわけでもなく。
不意に胸を触られて、一気に鳥肌が立った。

「ぁっ・・・、ふァっ・・・!」

また、先程のように胸の上を舌が這い、今度は抵抗無く嬌声をあげる。
それでも、どうしてか彼女の前で喘いでいることが気恥ずかしくて、頬は赤くなるばかりだ。
あぁ、もう、本当になんでこうなってしまったのか。本来なら、彼女が私の下で赤面するはずだったのに。
元はと言えば、私のせいなんだけれど。

「あー、考え事してるでしょー」
「ハァっ・・・、え・・・?」

そんな馬鹿な。彼女に気付かれるなんて。これも、酔ったせいなの?

「ダメだよ、こっちに集中しなきゃ」

黒い部分なんて知らない子供のようににっこり笑って、彼女はスカートの中に手を入れ私の下着を脱がせた。
それを片足に引っ掛けると強引に脚を開かせて、秘所に息がかかるほど顔を近づけた。

「ぁっ・・・やっ、だ・・・」
「うーそ。だって、こんなにえっちだもん」
「そん・・・あぁっ・・・!」

ねっとりと、絡みつくように彼女の舌が這う。
全体を目一杯舐め上げられ、唇にするそれと同じように口付けをされた。

「はっ、ぁぅ・・・っ、ん・・・!」
「キモチぃ?」
「っ・・・んあっ・・・ん、んんっ」

少し躊躇うも、ある意味ではいつもよりも幼い彼女の機嫌を損ねるのはまずい気がして、頷きだけで返した。
それでも彼女は満足したのか、眼下で楽しそうに笑い、更に埋もれた。

「!んぁあっ・・・!」

ぐりぐりと、拙く舌が中に入り込んでくる。
うまく入っていかない舌が押し広げるように周りを刺激して、腰が少し浮いた。

「んぅ?んん?・・・ん!」
「っ!ちょッ、らめっ・・・!」

情けないほど舌の回っていない言葉と力の抜けた手で制止しようとしても、やはり無駄だった。
彼女は私の足を自分の肩にかけて、なんとも、憎らしいほど彼女の顔がよく見える姿勢をとった。
おかげでやりやすくなったのか、舌が一気に中に侵入してくる。

「くっ、んぅっ!ぃ、やっ・・・こんな・・・!」
「ぉぁ、ふあ・・・んちゅ・・・っ」
「あっ、んはぁ・・・っ!だっ・・・だめッ・・・」

手を伸ばして彼女の顔を離そうとするが、それも結局頭に手を乗せるだけに終わった。
それでも彼女は何かを感じたのか、視線だけをこちらに向けた。

「おねが・・・、はなして・・・」

彼女が首を傾げると同時に、舌で中が更に抉られ、堪らず顎が上がった。

「い、・・・イっちゃう、の・・・」

これまでの人生の中でこれ以上ないほど赤くなった顔を腕で覆った。
恥ずかしい、悔しい。彼女にこんな風に扱われるなんて思ってもみなかったし、自分がこんな風になるとも思わなかった。
もう、全部台無し。せっかく、柄にもないことをして彼女を驚かせようと思っていたのに。逆に驚かされるなんて、予定にない。
そろそろ泣きたくなっていると、入り込んでいた舌の感覚がいつの間にかなくなり、代わりに彼女の声が降ってきた。

「葉月さん、ね、葉月さん?」

まるで、ティッシュで作った造花を元の形に戻すように丁寧な手つきで、私の腕を下ろさせる。
その流れで軽くキスをされ、私の目を捉えた彼女は言った。

「ね、イって?」
「!!」

舌で解された膣内に気配もなく二本の指が侵入し、その刺激に気を取られているうちに素早く屈んだ彼女が突起に歯を立てた。

「ぁっ!んんンん゛―――ッ!!」

びくんっ、と腰を浮かせると、口を付けていた彼女に更に秘所を押し付けるような形になってしまった。
彼女の方も離すどころかそのまま吸い上げるものだから、絶頂の痙攣はなかなか治まってくれなかった。

「んッ、あ、ぁ・・・っは・・・」
「ぅん・・・んく・・・、ン・・・」

使い物にならなくなった足腰、というか身体全体をぐったりベッドに沈み込ませる。

「はっ、ぁは・・・はあ・・・」

肺に溜まっていた空気を吐き出すようにゆっくり深い深呼吸をすると、気だるさとは違う重みに気付いた。
見ると、楽しそうに私を弄んでくれた彼女が、今度は気持ちよさそうに私の足を枕にして眠っていた。

「・・・いい度胸してるわね」

ヤルだけヤって人の上で熟睡なんて、教育し直す必要があるかしら。
こっちの気も知らないで、幸せそうな顔して、どんな夢見てるんだか。

「ん・・・づき、さ・・・」
「―――」

今すぐ蹴り上げて叩き起こそうかとも思ったけれど、そんな寝言を言われたら何もできない。
私も疲れたし、仕方ないから目を覚ますまでそっとしておいてあげましょ。

「起きたら、覚悟しなさい」

柔らかい髪を撫でてタオルケットをかけてあげてから、私も静かに眠りについた。


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2009年03月16日 | 保健室シリーズ | コメント 2件 | トラックバック 0件 | トップ

コメント

No title

こんにちは、有さま。
「CALL ME」 の続編 「チョコレート パニック」とてもワクワクしながら読ませて頂きました。
3話は今までに無い「黒木さん攻め」という事で、すごく良かったです!
どちらかというと、3話のようなシチュエーションが私は好きですね!
愛し合う悦びに目覚めた、黒木さんは葉月さんの上を行くのかもしれませんね・・・。
次回の展開も楽しみにしています。頑張ってください。

2009年03月18日 / 結 #-URL【編集

返信

>結さん
酒に酔って受けが攻めに変わるという、ある種定番に走ってしまったのでどうかな、と不安でしたが、お気に召すことができたようでよかったですw
今度は、酒に頼らず逆襲をかけるクロを書けたらいいなとは思っていますが、何せヘタレなのでいつになることやら・・・という感じです(´∀`)
では、コメントありがとうございました!

2009年03月19日 / 有 #-URL【編集

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