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第一話「CALL ME」 (2)

つづき。
ここからR-18です。18になる前に書きましたが。
本編と言って過言ではないでしょう。
全体の80%を占めているわけですから。えろいですか、すみません。
自分は、えろを書くと無意味に長くなります。摩訶不思議。大冒険。

そんなわけで、しつこいほど掘り下げて書いてるので、ご了承の程よろしくおねがいします。
追記へGO!






CALL ME


「キス、教えてあげようか?」

夢へ続く船が軋んだ。布団から顔を出すと、いつの間にこっち側に来ていたのか、先生がベッド際に座っていた。
先生がすごく簡単に言うものだから、私はその言葉を瞬時に理解することができなくて、反射的に言ってしまった。

「どういう意味?」

そう訊かれることを予期していたかのように、先生は、ふ、と妖しい笑みを浮かべた。
見たことの無いその表情に、恐れに似た、それでいて心地いい甘い痺れを感じる。
ぼぉっと見入っていると、視界が暗くなった。
一拍おいて、先生の顔が目の前にあると気付く。
もう一拍おいて、息苦しいことにも気付いた。
更に一拍おいて、ようやく、キスをされていることにも。

「・・・・・・ッ!!?」

塞がれた口で吸えもしない息を吸うと、先生は唇を離した。

「えっ、なっ・・・!?なん・・・、えぇっ?」

混乱しすぎて何も言えなかったし、何が言いたいかすら分からなかった。
そんな私の様子を、先生は笑みを浮かべながら見下ろしていた。

「もう、からかわれないように、ね」
「何言って・・・ていうか、今、キス・・・」
「したわよ?これで、したことあるって言えるじゃない」
「言えるわけ・・・!」

勢いよく起き上がろうとすると、肩を押されて横にさせられた。
先生は、私を押し倒しながらベッドに乗って、跨ってくる。
脱いだスリッパが、パタン、と落ちる音が、カーテンの内側に小さく響いた。
他人事のように聞こえて、でも、肩の重みは確かで、まるで夢を見ているようだった。
そうだ、これは夢なのかもしれない。ハッキリしすぎているだけなんだ。
それなら早く目を覚ませと思う反面、夢ならもう少し続いて欲しいと願う自分が居た。

「どうして言えないの?」
「だって、女の人となんて・・・」
「男女差別はダメで、偏見はいいの?」
「そうじゃ、ないけど・・・」

痛いところを突かれて、逃げるように顔を逸らせた。
そんな行為も空しく、頬に手を当てられて、先生の方を向かされる。
視線を絡める暇もなく、また唇が重なった。
やりやすい体勢になったせいか、さっきよりも深く口付けられた。

「んッ・・・!っん・・・ン!」

押し返そうとしても、どうしてか力が入らなくて、されるがまま。
息苦しさのせいなのか、意識が霞んでいく。
私は、夢の船に乗っているはずなのに、どんどん溺れていった。これは、やはり現実なのだ。
いよいよ酸素がなくなってきた頃になって、やっと解放された。
長い間潜っていた水の中から顔を出したときのように、大きく口を開けて息を吸う。
が、そこを狙われていたのか、すかさずもう一度奪われる。

「んんんー!んぅっ・・・ん゛!?」

開いていた口に入ってくる異物。
逃げると追ってくる生き物。
触れる度に私を震えさせる電流。
甘い蜜を流しこむ精密な機械。
また、溺れる。

「ふ・・・、んくっ・・・ふぁ・・・っ」

抵抗なんて、もはや考えていなかった。
いや、もう求め始めていた。
深い深い底まで溺れて、光も届かなくなった場所で。
もっともっと、漂う気持ちよさを。

「あ・・・」

舌を伸ばそうとしたら、先生は離れた。
意地悪だ。ここまで誘っておいて。エサを前にして「おあずけ」を喰らっている犬は、こんな気持ちなのだろうか。

「そんな名残惜しそうな顔しないで。また後で、してあげるから」

私の頬を愛おしげに撫でながら、痺れさせる笑みを浮かべる。
私は、そんな顔をしているのか。名残惜しい、なんて。
でも、そうかもしれない。力すべてを奪われるようなあの感覚が、もう恋しい。
あぁ、キスって偉大だ。

「あとで・・・?」
「えぇ」

耳元に口を寄せてきて、内緒話をするように囁く。

「あなたを気持ちよくさせた後でね」

囁きと共に、生暖かい吐息が触れた。
それは、膝に息がかかったときみたいなくすぐったさより、何倍もの威力をもって背筋を走った。

「物足りないなら、キス以外で埋め合わせするわ」

そう言いながら、耳朶を甘く噛む。
キスの時のように弄ばれて、ぞわっと全身に鳥肌が立った。
耳の後ろへ唇が移動して、そこにも軽くキスをされた。
びくっ、と跳ねる私を見て、先生が笑う。恥ずかしくて、先生の頭を抱えた。
そんなことはお構い無しに、尖った舌先が首筋を這っていく。
顎の下まで舐めあげたり首にキスをしながら、掛け布団を落としていく。途端に、先生の体温が近くなった。
目一杯楽しまれた首筋を、締めとばかりに、きつく吸い上げられる。

「んっ・・・!」

次いで、いつの間にカーディガンのボタンを外したのか、その下にあるブラウスのボタンを外しにかかった。
軽く指が素肌に触れる。冷たくて、なんとも言えないくすぐったさに身を捩ると、もう何度目か、笑い声が聞こえた。

「そん、な・・・笑わないでよ・・・」
「ごめんなさい。でも、かわいくて」

ついね、と言って、頬に触れるだけのキスをしてくる。見つめる瞳は、すごく可笑しそうに光っていた。
あぁ、もう、まるっきり子供だ。事実、先生からしてみれば子供なんだろうけどさ。
内心溜め息を吐いていると、ボタン全部を外し終わった手が下着越しに胸に触れてきた。

「あっ、ちょ・・・」

怖くて先生を見るけれど、止めてはくれなかった。
持ち上げるように動く指が、一つ一つばらばらに刺激を与えてくる。
してはいけないことを、していると思っていて。
だけど、戻ることは出来なくて。
深みに嵌っていく。もがくことも許されずに。

「はっぁ・・・せん・・・っ」

背中に回った手が、ホックを外した。
緩い締め付けがなくなり、自然と息が漏れる。
それも束の間、下着と胸の間に手を差し込まれ、直に触れられた。

「うんっ・・・あっ!ゃん・・・」

揉みしだいているかと思えば、突起を指の腹で弄り回される。
そのせいで勝手に出てくる声が、どうにもいやらしくて、自己嫌悪に陥りながら口に手を当てた。

「ダメよ、我慢しちゃ」

ふるふると、無言で首を横に振って否定する。
自分じゃないみたいで、怖いんだ。ただの声なのに。たったそれだけの、ことだけど。
だって、この状況自体が、怖いのだから。抜けられなくて。どこまで行くのか、計り知れない。
そして、感じたことのないものを感じていることが。そんな自分が。
怖くて、知りたくて、気持ちよくて、それがまた、怖くて。果てない螺旋。

「私のことも楽しませて、ね?」

妖艶な笑みに抵抗できなくて、外された手は顔の横に落ちた。
それを確認してから、先生は次の愛撫に移った。
セーターもブラウスも肌蹴させられ、私の上半身は先生の前に晒される。
恥ずかしくないわけがなくて、無駄だと思いながらも火照る顔を枕に押し付けた。
だが、予想に反し、正面を向かせることなく先生は胸に口付けをし、片方をまた手で弄びだした。

「っ・・・くぅ、ん・・・はあっ・・・」

やっぱり声が嫌で、なんとか漏れないようにベッドの背凭れを掴んでそこに集中した。
理性を集中させたって、本能が刺激を感じるというのに、だ。
そんな理性も、拡散していく。だんだんと、確実に。先生によって。
そこで過ぎった、“まさか”。

「あ、のっ・・・」
「どうしたの?」
「ためして、ない・・・?」
「あら、黒木さんでも気付いた?」

でも、ってなんですか。失礼な。そりゃ、バカで鈍感ですけど。
私がどこまで我慢できるか試そうとする、遊び心いっぱいな先生が憎たらしいです。
更に、それに踊らされる自分も責めてやりたい。
そうですか。そんなに楽しいですか。いいですよ、その勝負受けましょう。

「言っておくけど、あなたに勝ち目はないわよ?」
「う・・・、まけない・・・もん」

心を読まれたのと、断言された悔しさで、そう言ってしまった。負けず嫌いパワー。
気に障ったのか楽しんでいるのか、柔らかいタッチが一変して、まさに“気持ちよくさせる”方向へ走った。
突起を口に含まれて、舌で転がされる。手での愛撫も忘れずに。

「ひっ・・・ぁ・・・!あぅ・・・っ!」

ちくしょぅ。いきなり防波堤が崩されかけた。
さっきみたいに手を使えばいいものを、それを使ったら負けだ、なんて勝手に決めて、意固地になって、あくまでも奥歯を噛んで我慢する。
そうしていても、息を吐いた一瞬を見計らって、先生は強い刺激でもって追い討ちをかける。結局は、無意味なのだ。
気が付かずに、私はそれを繰り返す。その様子を、先生は楽しむ。やってられない。

「は、っ・・・ッ!っ・・・ふ」
「意外にがんばるのね。予想以上よ」

負けました宣言か、と思ったけど、そんなわけがなくて。

「がんばった子には、ご褒美ね」
「ふあ・・・?」

さすがに、もう我慢できないと思うけど。そう言われた直後、足をなぞる感触に靄が晴れた。

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2009年01月18日 | 保健室シリーズ | コメント 0件 | トラックバック 0件 | トップ

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